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粉、パック、乾物?だしの種類とそれぞれのメリット・デメリット
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粉、パック、乾物?だしの種類とそれぞれのメリット・デメリット

今やだしといえば、乾物から煮出すものだけでなく、お手軽な粉末タイプや袋に入ったパックタイプなど、たくさんの種類があります。
でもどのような違いがあるか明確に分からない方も多いのでは?
今回は、種類別にそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。

 

 icon-check 最初に・・・だしの歴史を少しご紹介

ユネスコ無形文化遺産に認定された“和食”をささえる『だし』。
古くは500年近く前の室町時代の後期に、いまのだしの原型となるものが既にできていたとされ、江戸時代以降は全国的に広がり、そこから長い時間をかけて、使われる食材も鰹節や昆布・しいたけ・いりこなど多様化してきました。

戦後には、栄養失調を改善する一手になる可能性があると、化学的な”だし風”の調味料が開発され、簡単で安価だったこともあり、一般的な家庭での味付けのベースとなりました。

そして現代は飽食の時代に入り、たった数十年のうちに大きく食習慣が変化しました。生活習慣病などの様々なリスクが高くなるにつれて、食品添加物やだしの在り方についても再度見直されるようになってきています。

 

 icon-check だしの種類とそれぞれの特徴

乾物だけでなく、粉末のもの、最近ではパックタイプがよく見られるようになってきました。
それらの特徴をメリットとデメリットで解説していきます。

 

 icon-check うま味調味料や風味調味料のリスク

先に述べたように、人体への影響が未知であることと、味覚が鈍くなるというリスクもあります。
うま味調味料や風味調味料などの化学調味料の味に慣れてしまうと、化学調味料の味=うま味と脳が記憶します。そうすると、食品そのものの素材の味を感じられなくなったり、化学調味料の食品しか『美味しい』と思えなくなってしまう可能性があります。そのような状態になってしまうと様々な病気のリスクが高くなります。
食事をおいしく食べることができて、健康的でいるためには出来る範囲で化学調味料を避けることをおすすめします。

 

 icon-check 選ぶ際の注意点

乾物のだし以外の全てのだしに共通しますが、添加物を使っているものでも、少し天然素材を入れて、「天然」と謳う商品が多くあります。必ず、商品裏面の原材料をチェックするようにしましょう。

 

 icon-check 結わえるおすすめの天然だし商品

結わえるでは全国各地より、昔ながらの伝統製法を続けているもの、素材選びや無添加にこだわられた、本当に素晴らしいと思える”本物”の品だけを集めています。

 

◎だしっこ(だし粉末)

国産の煮干し粉に大分県産の椎茸・北海道産産の真昆布をまるごと粉末にした無添加調味料です。
◎天然だしパック特撰(だしパック)

うるめいわしをベースに、鰹節、昆布、椎茸をバランスよく調和させた高品質のだしです。

◎鯛まいたけだしパック

鯛、まいたけはじめ5種類の国産天然素材だけを使用。食塩、化学調味料、酵母エキス、たん白加水分解物ほかエキスや調味料は一切加えていないので、だし素材本来のうまみが生きています。◎椎茸昆布だし(だしパック)

国産原料にこだわった無添加のだしパック。 昆布と椎茸の風味が合わさり、上品な出汁をとることができます。

◎濃厚だし六合わせ(液体だし)

さばぶし、かつおぶし、こんぶ、そうだぶし、干しえび、椎茸の6種類のだしを贅沢に使って、旨みを濃縮させた白だしです。◎有機天然だし(液体だし)

かつおぶし・さばぶし・煮干・昆布・しいたけなどのだしをブレンドし、醤油、みりん、砂糖などで調味した、有機JAS認定商品なので、お子様にも安心して召し上がっていただけます。煮物や丼もの、麺もののつゆなど多様にお使いいただけます。

・こいくちタイプ

・うすくちタイプ

◎乾物のだし食材

だし昆布

青森県大間産、天然の肉厚昆布で美味しいだしをとることができます。昆布じめにも最適です。
本州最北端の漁業の町でとれる昆布にはカルシウムなどのミネラルがたっぷり。

 

花かつお

鹿児島県枕崎産の極上本枯れ荒本仕上節を使用。くちどけ柔らかく、口に入れた後にふんわりとした深いうまみが広がります。

最後に。

うまみは日本人が最初に発見した味です。素材そのものの美味しさを引き出すことに長けた、日本人の繊細な味覚。その優れた感覚を今後も大切にしていくためにも、だし文化の継承はとても重要です。だしの美味しさを感じられる日本人に生まれたことを、それぞれが誇りに思えるといいですね。
ご自分のライフスタイルに合うだしを選んで、だしのある生活を楽しんでみてください。

 

【本記事の執筆】 管理栄養士 北田翔子

 

コラム製作 結わえる編集部

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