【ツマめしレシピ】14|生のまま漬けて、ピリッとした辛さを楽しむ。新生姜の甘酢漬け。
ごはんとしてだけでなく、呑んべえならではの「ツマミとして酒が進むか」も重視したレシピをご紹介!
新生姜の甘酢漬け
材料|
新生姜 … 200g程度
粗糖 … 大さじ3
天然塩 … 大さじ1
酢 … 100ml
作り方
01|新生姜を千切りにして、塩もみする。
02|袋などに新生姜を入れ、粗糖、酢を入れてなじませる。
新生姜は、皮と先のピンクの部分を残すようにすると、漬けた時に全体が薄ピンクにきれいに染まります!
漬ける前に下茹でするレシピが多いですが、ピリッとした辛さを残したかったので今回は生のままで。
いろいろな料理にアレンジできるように甘さ控えめ、塩気しっかりめに漬けました。
辛さが苦手な方は切った後に1〜2分茹でてザルに上げ、粗熱を取ってから調味料に漬けるようにしたり、しっかり甘い方がよければ粗糖の量を増やしてみてください。
新生姜と根生姜の違いと、新生姜の旬って?
この時期だけの全体が白くて先端がピンクの「新生姜」と、一年中売っている全体が黄土色の「根生姜」。
この二つは品種が違うのだと思っている方もいるかもしれませんが、実は、採れたばかりのものが新生姜。これを寝かせたものが年中出回っている根生姜なのです。
また、5〜7月にスーパーに出回るので、夏が旬と思われがちな新生姜ですが、実はこれはハウス栽培だからできること。本当の新生姜の旬は11月なのだそう。
それなら11月にも新生姜が店頭に並んでも良さそうですが、消費者の中で「新生姜=夏」というイメージがついてしまっているからか、スーパーが11月に新生姜を売ることはあまりないそうです。
爽やかな辛さを楽しむ
新生姜の甘酢漬けを作ったら、冷蔵庫で半年程度なら保存ができます。
そのまま漬物感覚でツマミにしてもよし、おむすびに混ぜ込んだり、お肉といっしょに炒めたり、刻んで漬け汁とオイルと合わせればドレッシングとしても美味しく食べられます!
今回使ったのは富士酢。
京都の棚田で作られた「農薬を使わないお米」で醸造されたお酢です。
お酢造りにはまず、酒(もろみ)造りをしますが、富士酢は原料であるお米へのこだわりだけでなく、この酒づくりから伝統製法で手造りしています。
お値段は550円と、安価なお酢に比べると高いですが、その香りと味を知ったらもうその辺のお酢には戻れません…!
安く作られているお酢のような、ツンとした人工的な酸味ではなく、方向な香りと味わいで、まろやか。しっかりとしたお酢らしい酸味はありつつも、味わい深く、素材の旨味を引き出してくれます。
たくさん漬ければいろいろな料理にアレンジもできるので、ぜひ、この時期に漬けてみてください!
富士酢は結わえる・いろはでも販売しています。
結わえる蔵前本店
http://www.yuwaeru.co.jp/honten
いろは(WACCA 池袋店・渋谷ヒカリエ シンクス店)