旬のさつまいも大辞典、 種類によって何がちがう?
今が旬の野菜といえばさつまいも!
焼き芋やスイートポテト、干し芋などこの時期のおやつには欠かせませんね。
ほっくりとやさしい甘さはスイーツだけではなく、お料理にも大活躍。
そこで悩むのがさつまいも選び。
さつまいもにはたくさんの種類があり、どれを買ったらいいのか迷いますよね。
そこで今回はさつまいも大辞典!自分好みのさつまいもを探してみてください♪
■TOPICS
・さつまいもの栄養って?
・ほくほくおいも
・ねっとりおいも
・どうせならおいしいさつまいもを選びたい
・まとめ
さつまいもの栄養って?
実はさつまいもには美容に嬉しい栄養素がたくさん!
さつまいもでからだの中からきれいに♪
ビタミンCはリンゴの10倍!?
さつまいもに含まれるビタミンCの量は芋類の中でもトップクラスです。
なんと同じ秋の味覚のリンゴの10倍もあると言われています。
また、ビタミンCは通常、水に溶けてしまう性質や
加熱すると壊れてしまったりする性質がありますが、
さつまいものビタミンCはでんぷんに包まれているため
水に溶けにくく、加熱にも強いと言われています。
そのため、煮物や天ぷらにしても
さつまいものビタミンCが効率よく摂取できます。
食物繊維はおなかにやさしい
皮まで食べることができるさつまいもは
食物繊維が取りやすい野菜です。
さつまいもに多く含まれる不溶性食物繊維は
乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌のエサになるので、
からだに良い菌を増やしておなかの調子を整えます。
また、便のかさを増して腸の動きを活発にするはたらきもあります。
豊富なカリウムでむくみすっきり
野菜の中でもさつまいもは特にカリウムが豊富です。
カリウムは塩分を排出してくれる働きがあるため
むくみが気になる方はカリウムが豊富なさつまいもがおすすめ。
腎臓が悪い方は過剰なカリウムの摂取は負担がかかってしまうので気をつけてください。
ほくほくおいも
ほくほくおいもは、あったかい調理がぴったり♪
焼き芋はもちろん、天ぷらや大学芋におすすめです。
【ほくほく系】鳴門金時
徳島県の鳴門市が発祥と言われている、鳴門金時は、中身が黄金色に輝くさつまいもです。ほくほくした食感で糖度も高めなのでそのまま食べても美味しいですが、天ぷらや大学芋にも人気。
【ほくほく系】紅あずま
昔ながらの焼きいもを味わいたいなら、紅あずまがおすすめです。ほくほく系さつまいもの代表格!国内シェアNo.1を誇る、最もポピュラーな品種。
【ほくほく系】紅さつま
主に鹿児島県で栽培されているさつまいも。口の中に広がるやさしい甘みとホクホクの食感は、どこか懐かしさを感じます。
ねっとりおいも
ねっとりおいもは甘いおやつにぴったり♪
スイートポテトや干し芋などはもちろんパウンドケーキに入れても◎
【ねっとり系】紅はるか
他のさつまいもより「はるかに甘い」というのが名前の由来。焼き芋にするとそのままでスイーツのようなしっとりした甘みが楽しめるほか、干しいもなどの加工品にもぴったり。
【ねっとり系】シルクスイート
水分が多くなめらかでしっとり、まさにシルクのような上品な舌ざわり。焼いたりふかしたりするほか、なめらかさを生かしてスイートポテトなどお菓子に使うのもおすすめです。
【ねっとり系】安納芋
極甘さつまいもの火付け役となった、種子島生まれの品種。焼くと皮の外側に蜜が浮き出るほど糖度が高く、じっくり焼いて甘みととろりとした口どけを楽しみたいさつまいもです。パウンドケーキやマフィンなどの焼き菓子にもおすすめ。
どうせならおいしいさつまいもを選びたい
おいしいさつまいもの見分け方のポイントは3つ!
1|手に取ったときにずっしりと重さがある
2|ふっくらと全体が太く、色鮮やかな紅色
3|表面に蜜がしみ出ている
ぜひ、スーパーや八百屋さんで探してみてください♪
まとめ
いかがでしたか?
さつまいもの種類と特徴を知っておけば少しこだわりのあるお料理ができます。
さらに、自分だけのオリジナルな食べ方も発見できるかも!?
ぜひ旬のさつまいもを楽しんでみてください。