いらないモノを削ぎ落とせば痩せる?!
余計なモノを食べない健康法
まずは太った原因、不健康の原因を見極めよう!
やせたい! キレイになりたい! 健康になりたい! と考えた時、ほとんどの人は手っ取り早く健康食品やサプリ、話題の運動方法などを取り入れ、即効性に期待しようと試みるのではないでしょうか。
その結果、仮に多少の効果が出たとしても、それは「対症療法」に過ぎません。「対症療法」とは、その疾病・疾患の直接的な原因に対してではなく、主要な症状を軽くするための治療のことで、症状を個別に軽減するためのことになります。
ですから、やめればスグにまた元に戻るということになりますし、根本解決にはなりません。健康食品やサプリ等で、ダイエットとリバウンドを繰り返す人が、まさしく「対症療法」をしている人になると思います。
大切なのは「不健康になってしまった、太ってしまった原因」をしっかり把握して解決することです。つまり「何かを付加するのではなく、いかに余分なものを削ぎ落とすか」が重要なカギとなります。
「良いものを食べる効果」と「余計なものを食べない効果」
長年、好きなものを食べて好きなことをしてきたカラダが不調になるのは当たり前です。野生動物に肥満がいないように、本来は人も太らず健康でいるのが普通なのです。
肥満、便秘、下痢、肌荒れ、冷え性、不眠、肩こり、頭痛、疲労、体臭、口臭…などなど、これらの不調の原因は、必ず生活習慣の中にあります。その生活習慣の乱れを整えないままで、健康食品やサプリに頼っても意味がありません。
実は「余計なものを食べない」「余計なことをしない」ことが、健康やダイエットの大きな効果を生みます。良いものを食べる効果は30%、余計なものを食べない効果は70%です。
まずは「何をやるか」ではなく「何をやめるか」を考えたほうが、効果的なのだということをしっかりと理解しましょう。
自然に痩せて健康になるカラダを目指そう!
「余計なものを食べない」ことが健康への近道になる理由としては、カラダへの負担を軽くするということが大きなポイントになります。
私たちの日常の食生活を振り返ってみると、通常の食事以外に、余計な肉類や脂類、お菓子やお酒、飴やガム、ジュースなどたくさん摂っていると思います。多少の嗜好品として楽しむのはいいのですが、これらを消化・代謝する各臓器には大きな負担がかかっています。
この余分な食べ物のために、消化・代謝に必要なビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素をたくさん使われてしまい、臓器も休まることができず、代謝も促進されず、体調不良や肥満へと繋がってしまう…というのは当然の流れなのです。
「余計なものを食べない」だけで、臓器は休まるし、各栄養素も無駄遣いされない。するとカラダは身体本来をよくするためだけに十分な力を発揮してくれます。自然に痩せて健康な本来の姿を取り戻し、免疫力も高まって美しくなるというわけです。
健康食品やサプリはちゃんとチェックして!
昨今の健康志向ブームを反映し、さまざまな健康食品やサプリ、ゼロ・オフ食品が発売されています。ドリンクやお菓子、お弁当にまでも健康志向の波が押し寄せていますよね。
しかし、野菜や食材の農薬量や添加物含有量は気にする人でも、健康食品などの成分や安全性を確かめないことが多いのはナゼなのでしょうか。
健康食品市場は全体的に新開発の商品が多く、長年の安全性がわからないケースもあります。また、ウリにしている成分の他に、たくさんの添加物や糖分が含まれていることが多くあります。ゼロ・オフ系食品にいたっては、砂糖の代わりに人工甘味料が使用されているもの、色・味・保存性を整えるために食品添加物が使われているものも多いのが現状です。
これらの食品のチェックポイントとしては「安全性」「食品添加物・糖分の含有量」「人工甘味料の有無」という3つの確認をしっかりと行うことをオススメします。