衣食住工と伝統工芸と。日本の暮らしのものづくりに触れる「ものづくり・匠の技の祭典2018」@東京国際フォーラム
熟練した職人の技術が必要なものから、暮らしの中で培われた手仕事まで、受け継がれてきた日本のものづくりの知恵は暮らしを豊かに、そして、その技術力の高さは海外でも高い評価を得ています。
一方で、現代の暮らしの中で特に若者は「ものづくり離れ」しているとも言われています。
熟練技能者の高齢化や、後継者不足による伝統技術の衰退。そして身近なところでは、簡単なボタン付けすらできずに捨てて買ってを繰り返すような生活は、大量生産大量消費社会が生み出した「ものをつくり、暮らす力」の乏しさなのではとも。
ものづくりに触れる場を通して伝えたいこと
江戸から東京に変わり150年の節目を迎える今年、日本のものづくり産業の継承と発展を担うイベントとして、「ものづくり・匠の技の祭典2018」は開催されます。
本イベントの魅力はさまざまな形で「ものづくり」に触れることができるところ。
左官やタイル張り、生花、茶道や狂言、庖丁儀式など、伝統的な「匠の技」を間近で見ることのできるパフォーマンスも実施されます。
また、「テーマ展示」では伝統建築の大工体験や実演もされるそう!
日本の住宅家屋における上棟式及び餅敷きも見ることができます。
さらに、さまざまな「ものづくり」を体験することができる「体験プログラム」も。
着付けや、日本刺繍、蒔絵や畳づくりまで、まさに日本の暮らしの「衣・食・住・工」のものづくりを見て、体験することができます。
入場料は無料ですが、体験プログラムは混雑が予想されますので、事前のご予約をお忘れなく!当日は匠の技が光る逸品を購入することもできます。
夏休みのお子さまはもちろん、大人も新しい日本の魅力を見つけに足を運んでみてはいかがでしょうか?