【新入社員のイベントレポ】初夏の風物詩、結わえるの田植えイベントに参加しました!
はじめまして。
今回からイベントのレポートを担当する、上村と申します。
今年の春に大学を卒業し、4月から新入社員として結わえるに入社しました。
学生時代は、仏教学部という少し特殊な学部で、日本の伝統文化や民俗文化について勉強していました。
結わえるに入社したいと思った理由は「日本の伝統的生活文化と現代を結わえる」というコンセプトに惹かれたからです。
結わえるでは1年を通して、田植えや稲刈り、寝かせ玄米の炊き方教室など、様々なイベントを主催しています。
結わえる主催イベントはもちろんのこと、日本の伝統的な行事や、食のイベントなど、様々なイベントに参加し、皆さんに興味を持っていただけるようなレポートをお届けしていきたいと思います!
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、6月2日(日)に開催された田植えイベントのレポートをお届けします!
5月末から連日真夏日が続いていましたが、田植え当日は曇り空。
気温も25度と、作業のしやすい田植え日和となりました。
結わえるの田植え
会場となる田んぼがあるのは茨城県稲敷市。自然が多くのどかな田園風景が広がります。
最寄り駅の千葉県、下総神崎駅から車で15分ほど走り、県境の利根川を越えた場所にあります。
今年はたくさんの方にご応募いただき、去年より多い100名の方にご参加いただきました!
毎日食べているお米がどんな風にできているのか、実際の体験を通して「食」を学べる機会ということで、お子さま連れの参加も年々増えているそうです。
当たり前になっている「食」への感謝の気持ちを再確認できる貴重な機会を通して、今まで以上に心を込めて「いただきます」が言えるようになるのではないでしょうか。
まず初めに結わえるの契約農家、大野さんからご挨拶があります。
「今年は田んぼが去年よりも広いので、みなさん頑張ってくださいね!」と激励のお言葉をいただきました。
サツマイモの苗植え
メインの田植えを行う前に、まずはサツマイモの苗植えを行います。
大人も子どもも、苗を1本1本、丁寧に植えていきます。
10月に行われる稲刈りイベントの際に、こちらのサツマイモも収穫予定だそうです。
農家さんのお話によると、気候などの関係で「今年植えるサツマイモは立派に育つだろう!」とのこと。収穫の時期が楽しみですね!
どろんこ運動会
次は、泥に慣れるためにみんなでアクティビティです!
まずは大人も子どもも大奮闘の「綱引き」です! 泥に足元を取られながら、一生懸命引っ張りました!
続いての種目は「かけっこ」。1等賞の方には景品があります!
泥の中を走るのはバランスをとるのが難しく、歩くだけでも一苦労! 大人も子どもも泥しぶきを気にせず本気で競争していました!
私も参加しましたが、転ばないように走るだけで精一杯でした。
学年が上がるにつれて、泥の中を走っているとは思えないほど、早く走れる子もいて驚きでした!
ランチタイム♪
どろんこ運動会で体を動かした後はお昼ご飯の時間です。
あぜ道を通り、ごはん会場へ場所を移動します。
お昼のメニューは、釜で炊きたてのミルキークイーン!
工場から直送したもちもちの寝かせ玄米もありました。
白いごはん、玄米ごはん、どちらもおいしいとおかわりする方もいらっしゃいました!
おいしいご飯で力をつけた後は、いよいよ、メインイベントとなる田植えです。
田植え開始!
今年は去年よりも田んぼの面積が倍になり、広さはなんと約600坪!
とても広いので、田んぼの両側の二手に別れて、横一列に並び、中央に向かって進んでいきます。
田植えが初めてでも大丈夫です!
稲の植え方は、契約農家の大野さんが丁寧に教えてくれます。
田んぼには真っすぐに植えられるよう、縦の線が引かれていました。そして、田んぼの上の、端と端から紐をピンと張り、横の線とします。
縦の線と横紐の交わる点に稲を植えることで、全員が同じ間隔で植えられるようになっています。等間隔で植えることで、除草作業などが格段にやりやすくなるようです!
皆さん真剣に、もくもくと田植えを進めていきました。
はじめはとても広い田んぼで、終わりが見えなかったのですが、少しずつ進んでいき後ろを振り返ると、結構進んでる!
今まで植えてきた稲が一直線に並んでいるのを見て感動しました。
そして途中から、横紐を動かす「動きまーす!」という合図に、子どもたちが「はいどーぞ!」というお返事をするようになりました。元気いっぱいでかわいらしい掛け声に、疲れてきた大人たちも元気をもらい、作業スピードがアップ!
とても活気のあるにぎやかな田植えになりました。
最後に大野さんに、今回の田植えの出来栄えを聞くと、
「田植えイベントでこんなにまっすぐ稲が植えられたのは初めて!上出来!」「掛け声も活気があって、とても楽しい田植えでしたね!」と、お褒めのお言葉をいただきました。お米作りのプロに褒められて、みなさん満足気!
泥に少し埋めただけで、本当に稲が成長するのかな?と心配になりますが、これが根を張り稲穂となって、たくさんのお米を実らせると思うと、自然の力の凄さを再認識させられます。
田植え会場には、虫取り網や虫かごを持ってきている子どもたちの姿も。
食育だけでなく、都会ではなかなか出会うことのできない田んぼの生き物とふれあうことで、田んぼが育む生態系も学ぶことができます。貴重な体験となりそうですね。
結わえるの田んぼイベントは、今回の初夏の田植えに続きまして、秋には稲刈りもございます!
続けて参加することで、自分たちで植えた稲の成長を季節ごとに追うことができ、収穫の時の感動はひとしおのはず。
ぜひ結わえるの田植えイベントに参加して、都会では忘れてしまいがちな季節の変化を、全身で感じてみてはいかがでしょうか?
▼結わえるのイベントに興味のある方・参加されたい方は、ホームページをチェック
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