ライフスタイルを整えて健康になろう!
体調不良の原因は「生活習慣」の中にあり!?
不眠、肩こり、便秘、頭痛、下痢、肌荒れ、肥満、冷え性、体臭、口臭、疲労…などなど、現代人の多くはなんらかの不調という悩みを抱えて生活していると思います。これはもう自分の体質なんだから…と、半ばあきらめモードで不調とつき合っている方も多いことでしょう。
しかし、これらの不調の原因は、実はほとんどが生活習慣の中にあることが多いのです。生活習慣が乱れたままでは、複数の不調を抱えてしまうのは当然。ということは、不調の原因の生活習慣を正せば、自然とすべて解消していくというわけです。
「◯◯にはコレが効く!」などという方法が、万が一あったとしても、それはあくまで「対処法」であって、根本的な解決にはなりません。不調を招いている原因、その生活習慣をやめなければ、すべて解消ということにはならないのです。
大切なことは「何をやるかではなく、何をやめるか」です。ダイエットや健康、美容に関しては、“やめる効果が7割”ということ。いろんなものを新しく始めたところで効果は3割、しかし原因となる生活習慣をやめた場合の効果は7割。これはぜひ覚えておいてください。
1日40分歩いて冷え性改善!
ダイエットや健康のためにジム通いをしたり、ランニングをしたり、ハードな運動を頑張ったりする必要はありません。激しい運動をしても消費カロリーはさほど多くなく、逆に無理な運動で筋肉や関節を痛めることもあります。
大切なのは、日常生活で無理なく続けられる運動をすること。その中でも最も簡単で健康に良い運動が、生活の中で「できるだけ多く歩くこと」です。理想は1日40分。多く感じる方もいると思いますが、通勤や通学、夕飯の買い物など、毎日の生活をちょこっと見直してみれば40分なんてあっという間なんです。
歩くことでふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし、上半身と下半身の血液をしっかり循環させます。冷え性改善に最も効果があるのは、歩くことなんです。駅から遠い目的地へ行くとき、階段があるときなど、「ラッキー!下半身の筋力アップのチャンス!」だと思うようにしましょう。
よい血をめぐらせて新陳代謝アップ!
健康の基本は、血流をよくすることです。健康、美容、病気予防・改善において、血流は一番重要な要素になります。「流れる水は腐らず」というように、食生活でよい血をつくり、血流をよくして全身に流しましょう。
普段の生活の中で血流をよくする方法は、歩くこと。そして湯船につかってカラダを温めることです。湯船につかって血流をよくすれば、新陳代謝がアップして老廃物の排泄促進などにも繋がります。冷えたカラダだと、よい血を巡らせることができません。しっかりとカラダを温めてあげましょう。ストレッチ、ヨガなどもオススメです。
睡眠のゴールデンタイムを逃さない!
人間には「昼間活動して夜眠る」という1日の活動リズムがあります。地球の自転の24時間周期に合わせ、体内のホルモン分泌などを変化させています。成長ホルモンの分泌量が増える22時〜深夜2時は、睡眠のゴールデンタイムと言われています。できるだけ24時、遅くとも深夜1時には寝るように心掛けましょう。
また、睡眠のホルモンには成長ホルモンの他に、眠りを維持する働きがあるメラトニンというホルモンがあります。メラトニンは、朝日を浴びてから約14時間〜16時間後に分泌を始めると言われています。起床後に太陽の光を浴びることで、メラトニンが分泌されて体内時計が調整されれば、自律神経のバランスが整い、就寝時のスムーズな眠りにも繋がります。それにより、美肌効果や健康にも繋がっていくのです。
うんちを毎回チェックしよう
カラダに良いものを食べたり、健康法や美容法、ダイエット法をやった結果はどうだったか、それが一番良くわかるのは「よいうんち」が出ているかどうかです。
うんちは健康状態を知らせるカラダからのメッセージです。良いうんちが出ていれば、その食生活やライフスタイルは正解、出なければ不正解だということになります。良いうんちが出る=腸内環境が良好=免疫力が高い、代謝がいい、よい栄養素が体内を巡っている、ということになり、太りにくいカラダ、美肌、健康体という結果になります。
毎回うんちの状態(色、形状、臭い)を必ずチェックし、日々の食生活などを振り返り、健康管理をしていきましょう。ちなみに、主食を抜く糖質制限をして、良いうんちは絶対にでませんよ。